自由気ままに人生を形作っていくために

すでに2,3年前のことになるのですが、自己満足のため、長女の受験体験記を何回かに分けてまとめてみようと思います。

結論からいうと長女の受験は、本人にとって、吉藤家にとって、「成功」だったと思っています。

世間一般的に言われる難関校に合格したわけではありませんが、

  • 中学受験未経験の両親
  • 受験に乗り気ではなかった当時の私
  • 新5年生からの出遅れスタート

という状況・環境の中、長女は地元では比較的評判の良い女子校に見事合格することができました。

そして、今現在、中学2年生として毎日元気に楽しく通っています。長女にあった学校が選べたのかなと思って妻と話しています。

突然、長女が受験したいと言い出した・・・

中学受験4年生の秋から冬にかけてだったと思いますが、突然、長女が受験したいと言い出しました。長女が受験したいと言い出した正確なきっかけはちゃんと聞いたことはないのですが、その頃流行っていた朝ドラ「梅ちゃん先生」の影響が少なからずあったんじゃないかと思います。

しかも、志望校を聞くと、関西最難関とも言える女子校。中学受験をしなかった私でも名前くらいは知っている有名校でしたので、「いやいやいや・・・本気で?どんなレベルか分かってんの?」と言ったことを覚えています。

小中高とずっと公立で来た私には、私立の中学校に行く理由がそこまでわからなかったので、当時はまったく乗り気じゃありませんでした。一方、妻は長女が小さいころから私立の中高一貫校に行かせたいと密かに思っていたようです。

ただ、本人がやりたいと言っていることはさせてあげたいという気持ちはありましたし、どこまで本人が本気になるかわからない、すぐに辞めるかもしれない・・・という軽い気持ちで妻に塾探しを任せました。多分、今の私なら妻と一緒にどこの塾に行かせるか真剣に検討したと思いますが、上にも書いたようにそれほど乗り気ではなかったので完全にお任せ状態でした。

寺子屋みたいな雰囲気が気に入った

中学受験個人塾のメリットとデメリットをまとめてみた」でも軽く触れましたが、寺子屋みたいな雰囲気が気に入ったとかで近所のM塾という個人塾に通うことになりました。妻がご近所のママから紹介してもらったとのこと。

個人塾ということもあり、長女の志望校に対して毎年毎年実績があるわけでもなかったのですが、私もこだわることなくそのまま通うことに。

塾が決まったこのタイミングでも私は中学受験にそこまで乗り気ではありませんでしたので、私自身はM塾に一歩も足を踏み入れることなく、長女の中学受験生活がスタートしました。

昔ニュースで見た夏休みに鉢巻きを巻いて勉強一色の小学生を思い出しながら、本当に「中学受験」なんてさせていいのかな・・・と強い葛藤だけがあったことは強く覚えています。

この記事を書いた人

吉藤隆史
吉藤隆史

公立育ち理系院卒。某IT企業に就職。また、就職と同時に結婚。6年ほどがむしゃらに働くが、家庭と仕事のバランスに疑問を持ち、2年ほど会社に内緒で副業し退職。現在は、夫婦でネットショップを営む自営業者。子どもは4人。上2人は中学受験終了。子どもたちの受験、教育、家族のイベント、仕事のことなどを気の向くままに記事にします。

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