自由気ままに人生を形作っていくために

前回の記事:「長女の受験体験記 〜中学受験生活スタート期 ー2015年関西中学受験

妻が積極的に動いてくれたので、私がそれほど関わることなく、塾も決まり、塾通いが始まった長女。なんの予備知識もなく通い始めたのでスムーズに行くはずがありませんでした。

塾に通い始めるまでの長女の成績は?

塾に通い始めるまでの長女の学校での成績ですが、正直なところ正確には覚えていません。

特別成績が悪い印象はなかったのですが、決して良くもありません。今、振り返って一つ言えるのは、このタイミングの長女の学力は、学校で習うことすら完璧ではなかった、ということです。

長女の進学のことなどほとんど考えたことがなく、無関心だったので、「中学でがんばればなんとかなるやろ。」くらいにしか思っていなかったと思います。

0点のオンパレード!!

確認テスト0点の日々M塾でも毎回テストがあるのですが、通い始めてから算数のほとんどの確認テストで0点でした。(点数が取れていたのは漢字くらい)

当たり前ですが、4年生から通っている他のメンバーに合わせた内容でついていけるわけもなく、通い始めて1ヶ月くらいは致し方ないと考えていたのですが・・・2ヶ月目に入っても0点〜20点が続く、続く。。

さすがに見るに見かねて、授業で使ったプリントを塾の復習として教え始めたのですが・・・。想像以上に授業の内容を理解していませんでした。

例えば、速さの単元では、速さの意味すらわかっていません。

基礎的な速度の文章題が宿題になっているのに、

(速さ)x(時間)=(道のり)

という速度計算の式から教え直す必要があるのです。。これでは塾の授業を理解できるわけもないですし、到底、宿題を終わらせることもできませんよね。。。

負のスパイラルから抜け出せない

復習も、宿題も、終わらせることができないまま、テストを受け、次の単元の勉強をして返ってくる。

当然、次の単元も理解できず、復習も、宿題も終わらせることができない。。。。

こんな負のスパイラルが続きました。

私も毎回毎回、復習に付き合えなかったので、消化不良の積み残しがどんどんどんどん山のように溜まっていく感じでしたね。

普段、子どもに手を上げることは皆無なのですが、この時ばかりは教えるたびに長女の頭を叩いて、毎日のように泣かしてしまいました。

なので、今思い出してもこの時期の長女はかなり辛かったと思います。まだまだ中学受験に抵抗を感じていた私自身も辛かったです(笑)。

スパイラル方式での二巡目が始まり、ついに大爆発!!

M塾でも大手塾のようにスパイラル方式で若干難度を上げて各単元を繰り返していきます。

確か5年生の6月の終わりくらいから二巡目が始まったのと思うのですが、相変わらず、確認テストの結果は0点〜20点。

いくら難度が上がったとはいえ、日々の確認テストのレベルはまだ知れています。

「いいかげんにしろ!」ということで、長女に宣言しました。

次のテストで50点以上取れなければ塾を辞めさせる!!

私との復習は日々泣きながらも一緒にやっていましたが、他の宿題も中途半端。勉強に対する本気さを相変わらず感じられない長女に対して気持ちが抑えられなくなったことと、自分の意に反して無理やり勉強させている自分にも疲れてきたので決断したのです。

脅しではなく本気でした。

妻にも宣言し、中学受験中止の覚悟を決めていたのです。

土壇場に強い長女が本領発揮!

しかし。

ここで土壇場に強い長女がある意味、奇跡を起こしました(笑)。

今までずっと0点〜20点を取ってきていたにもかかわらず、その次のテストでなんと70点!

小さいころから何故か土壇場に強い長女が、ここに来て本領発揮したのです。

テスト範囲が和差算で簡単だったというラッキーもあったのですが、そういうラッキーを引き寄せるのが小さいころから長女の土壇場の強さ何ですよね。

約束通り、辞めさせる宣言は無効となり、中学受験体制は継続することになったのです。

 

次回はこのスタート時期に関して、反省と今の私ならこうするということをまとめておこうと思います。

この記事を書いた人

吉藤隆史
吉藤隆史

公立育ち理系院卒。某IT企業に就職。また、就職と同時に結婚。6年ほどがむしゃらに働くが、家庭と仕事のバランスに疑問を持ち、2年ほど会社に内緒で副業し退職。現在は、夫婦でネットショップを営む自営業者。子どもは4人。上2人は中学受験終了。子どもたちの受験、教育、家族のイベント、仕事のことなどを気の向くままに記事にします。

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