今や、超大企業の会社でもスタートはこんなドタバタだったんだな・・・。
先日、読んだこちらの本。
表紙のロゴを見れば、誰もが一瞬で認識できるスーパーブランド、ナイキの本。
創業者のフィル・ナイト氏が創業当時から株式上場までを、カッコつけることなく、ありのままに語っている本です。
副業からのスタート。
前身の会社の立ち上げ。
オニツカとの関係。
銀行からの信用力のなさ。
創業から株式上場までの資金繰り。
突如湧いてきた関税。
「ナイキ」という社名やロゴ。
冒頭にも書いたように、本当に何から何までドタバタの一言。
すべてをかっこよくスマートに。
大企業といわれるまで成長させた経営者に対して、勝手にこんなイメージを持っていましたが、むしろすべてが泥臭い。
フィル・ナイト氏の経歴だけを判断すると、このイメージどおりに見えますが、実体はまったく違うことがよくわかります。
過去とは言え、ナイキのこのドタバタ感は、ものすごく勇気づけられますね。
大企業でサラリーマンをしていた昔の自分の常識から考えると、今、妻と二人で経営している小さな会社ですら、「ありえない。」ことばっかり起こっています(苦笑)。でも、ナイキのドタバタ感と比較すると、「こんなこと、全然大した事ないわ。」と思えてくるから本当に不思議です。
長男の中学受験が一段落したので、今年は仕事の方に注力して、今までとは違う一歩を踏み出そうと妻と準備中です。多分、新しいことを始めると、様々な壁が立ちはだかると思いますが、「ナイキと比べたら大した事ないわ。」と乗り越えていけるような気がしています。
もう少し成長したら子どもたちにも読んで欲しいと思える本です。
頑張ろう。
コメントする
この記事へのコメントはありません。