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灘中の過去問に取り組む時期は?

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過去問対策というのはやっぱり受験勉強の中でも重要度が高い勉強だと思いますが、いつから取り組むべきか非常に迷います。

長女の中学受験では、M塾の先生に言われるがまま、過去問は6年生の10月〜11月頃に取り組みました。

長女の場合、志望校が中堅どころだったこともあり、難度もそこそこ。過去問の量も6年分と知れていたので、時期的には問題なかったように思います。

じゃ、長男も秋からかと思うとそれは違うような気がしていました。

情報に振り回される・・・

それは以前読んだ、佐藤亮子さんの中学受験の書籍で、三男君の受験時は過去問20年分、3回やったと書かれていたから。

長女の場合、6年分を各1回しか取り組まなかったので、問題なかったのですが、20年分、3回となると話は変わります。
長女のことを振り返ると6年生の秋に始めてはとても間に合わないと感じました。

そこで、お子様が灘中を受験した方のブログや、塾講師や家庭教師の書籍などで情報収集したわけなんですが、人それぞれ言うことが違う。。。

子どもの学力が違うから当たり前なんですが、9月以降に、とすすめる方もいれば、算数1日目は6年生の夏前からという方もいる。もっと極端な例では4年生頃から1日は取り組むべきなんて情報もありました。

また、過去問を何回もやる意味はないと言い切る方もいれば、3回はやらないと、という方もいる。。

だれかバシッと教えてくれ〜!と、いろんな情報に振り回されてしまっているダメ親なんですが、

息子の学力と灘中で求められる学力のギャップを知りたい、
どのくらい難しいか私自身がちゃんと知りたい、

ということもあり、2月後半から週1ペースで算数1日目だけ3年分、長男と一緒に時間を計って取り組んでみました。

「これ、マジで50分で解けって言うの??」

というのが、初めて算数1日目に取り組んだ私の感想(苦笑)。

左が長男、右が私の点数です。
恥ずかしいを通り越して、ここまで難しいものかとある意味、感動しました(笑)。

算数1日目
1997年  14点    24点
1998年  18点    26点
1999年  14点    30点

50分ではほとんどの問題が手付かずなので、50分での点数を確認した上で、さらに30分〜60分時間延長で頑張ってみるものの、長男が+6点〜12点、私も、似たようなものでした。

この問題、50分で7割以上を解いて、見事合格していく小学生たちがいることに改めて驚きました。本当、すごいです。

難問に対する思考力、それをスピーディーに解く処理能力。

どちらも極限に高めないと灘中合格はないですね。

結局、過去問に取り組む時期は

実際、算数1日目、3年分の過去問をやってみて、今の時期にやってみてよかったと思いました。

私と長男の学力が低いからかもしれませんが、灘中の過去問、まともにこなすには時間必要ですね。

今回の3回分、それぞれ、2時間〜3時間かかりました。

解くのに50分+30分〜60分。回答の理解でさらに40分〜60分。

これを20年分x3回と思うと平均2時間で120時間。

算数1日目でこの結果ですから、2日目のことや、理科、国語のことを考えるとゾッとします(笑)。秋からのスタートだと20年分を1回やりきれるかどうかだと思います。

子どもの学力との兼ね合いも大いに関係ありますが、基礎がある程度固まり、難問への耐性が多少つき始めたと感じたら、出来る限り早いうちから取り組むのが正解ではないかと今は感じています。

点数は全然取れなかった長男ですが、灘中の問題の面白さを感じられたようなので、学力という意味でもちょうどいいのかなと感じています。国語1日目、算数1日目は夏休み前までに最低1回はやりきれるようにスケジュールを組みたいですね。

この記事を書いた人

吉藤隆史
吉藤隆史

公立育ち理系院卒。某IT企業に就職。また、就職と同時に結婚。6年ほどがむしゃらに働くが、家庭と仕事のバランスに疑問を持ち、2年ほど会社に内緒で副業し退職。現在は、夫婦でネットショップを営む自営業者。子どもは4人。上2人は中学受験終了。子どもたちの受験、教育、家族のイベント、仕事のことなどを気の向くままに記事にします。

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