親が集まると必ず話題に上がる「スマホ」。
親としては、学業への影響が気になって仕方がないと思いますが、「スマホ」と「成績」の関係が示された研究結果を基にした記事が先日公開されました
おそろしい研究結果ですよね。。これは。
特にこの部分。
家庭で毎日2時間以上も勉強をしていても、携帯・スマホを3時間以上使用すると、携帯・スマホは使用しない、かつほぼ勉強もしない生徒よりも成績が低くなっている。2時間を超える勉強の努力が消えてしまったことになる。
「努力が消える」って本当に恐ろしくないですか?
スマホは受験生に必須のアイテムなのか?!
大手塾に通う子どもたちはほとんどすべて首からキッズ携帯かスマホをぶら下げていました。大手塾だけでなく、長男が通っていた個人塾でも、ほとんどのお子さんは携帯、スマホをもっていました。
吉藤家は、個人塾まで自宅からすぐのところでしたので、携帯、スマホは必要ありませんでしたし、吉藤家のポリシーとしても、長女、長男とも持たすことはありませんでした。
今回の記事のような結果を見ると、塾に行かせるためにスマホを持たしてるけど、スマホを持たしているお陰で勉強しないほうがまし、という怖い結果も十分想像できます。
私の大失敗
スマホは渡していませんでしたが、iPod Touchを中学受験が終わった13歳の誕生日にプレゼントしました。
中学生にもなれば、自己管理ができるだろう、という前提をもっていたからです。
私自身が中学生になったころから、ゲームにどっぷりハマるようなことがなくなったので、そういう認識をもっていたのです。
これが最大の失敗でした。
長女は自己管理の「じ」の字もわかっていませんでした。
・ゲームをしまくる。
・Hey! Say! JUMPをはじめ、ジャニーズのメンバーが出ているドラマを見まくる。
・ゴシップ系のニュースを見まくる。
今回の記事でも槍玉に挙げられていた、LINEは使ってなかったようですが、SMSやメール、Skype等、何かしらのメッセンジャーツールは使っていたと思われます。
長女が現在のように深海魚のような成績をとるようになったのは、iPod Touchを渡したことが一番大きな原因でと考えています。
そういう意味では私の判断ミスが原因と言えるかもしれません。
iPod Touchは取り上げました
ちなみに、半年ほど前。
あまりの成績の悪さと、常に寝不足の長女の顔に、さすがに堪忍袋の緒が切れ、iPod Touchは取り上げました。
長女の状態は、私に言わせると、
大人になったと思っていた子に、包丁を渡したら血まみれになったようなもの。
ある意味、長女の命の危険を感じて可及的速やかな対応が必要と判断した結果です。
取り上げられなかったパソコン
iPod Touchを取り上げた結果、なにか変わったか?と言われると、これまでのブログ記事でもわかるよう目に見える結果は一切でていません。
原因は、パソコンを渡したままだからかもしれません。
パソコンを何につかっているかは知りませんが、YouTubeや、Yahooなど、動画にもゴシップネタにもアクセスすることはまだ可能です。テレビ局系のサイトなど一部はフィルターをかけましたが、本気になれば抜け道はいくらでもあるでしょう。
それをわかってていてもなお、パソコンを取り上げることができなかったのは、長女が唯一、長期間継続して頑張っているQQEnglishまでやめさせることができなかったからですね。
長男以降、次女、次男には、スマホやiPod Touchなど、本人用の携帯通信機器は今後は与える予定はありません。
ただ、パソコンについては葛藤があります。
早いうちからプログラミングに馴染みをもって欲しいから。
しかし、長女のような状況に陥る可能性も十分にありますので、答えは簡単にはだせません。
便利だけど、便利じゃない、頭を悩ますツールですが、これからの時代、方向性が変わることはしばらくないでしょうから、大人も、子どもも、うまく付き合っていかないといけないですね。
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