自由気ままに人生を形作っていくために

昨日とは打って変わって今日は寒くなりました。

三寒四温とはよく言ったもので、雲も多く、風も強く、冬に逆戻りしたような印象です。

今日は次女の話。

4月から3年生の次女は何かにつけてコツコツ真面目に頑張るタイプ。

中学受験をさせるかどうか、正直言ってまだ検討中ですが、計算や読解などの基礎学力と、学習習慣はしっかりつけて欲しいと思い、1日15分〜20分程度の宿題を出しています。

ちょうど次女が今取り組んでいるのは、

国語読解:ハイレベ100 小学2年読解力
計算:3年生のかけ算

です。

宿題をこなすともらえるご褒美は、YouTubeの閲覧権(その日限りの1時間程度)。
また、問題集を1冊全部終わったら、漫画を含めて1冊好きな本を買ってあげるという約束をしています。

1日1単元のペースで決して早くないと思いますが、薄っぺらい問題集を含めて、すでに5冊くらいはご褒美の漫画を購入しています。

人参ぶら下げ効果

ちなみに、インプットに対して「ご褒美」を与えるようにしたのは、「学力」の経済学を読んだから。

テストで90点とったらNintendo Switchを買ってあげる!のような、アウトプットに対してご褒美を与える(アウトプットご褒美形式)ほうが向いているお子さんもいるかも知れませんが、この本ではインプットに対してご褒美を与えた(インプットご褒美形式)結果のほうが学力向上に結びつくという主旨の話がありました。

もともとコツコツ頑張るタイプの次女は、このインプットご褒美形式は効果抜群で、私からの宿題を本当にコツコツと毎日こなしています。

15歳の長女はどうか?

以前から、本人が「○○にも人参ぶら下げて欲しい!」というので、アウトプットご褒美形式でも、インプットご褒美形式でも、Hey! Say! JUMPのメンバーが出演する映画のDVDなどを人参としてぶら下げましたが・・・これまで長女が獲得できたことはありません。

ですが、どちらかというとインプットご褒美形式のほうが勉強していると言えそうです。

例え、学力に結びついたとしても・・・

ただ、インプットご褒美形式も、効果があると言っても、疑問が残らないわけではありません。完全におすすめできるものではありません。

確かに、学力は、一定量の学習をこなせば、必ず、成績はあがります。
学力のことだけを考えるとインプットご褒美形式はおすすめできるのかもしれません。

しかし、社会人になれば、プロセスは一切評価されず、結果のみが評価される場面も増えてきます。

インプットご褒美形式だけでは、そういった場面、局面でも、自分を奮い立たせて、立ち向かっていく気持ちが養えるのか疑問です。

そういう意味では、そもそも、人参をぶら下げる事自体にも疑問が残りますね。

なので、子どもたちの年齢、状況、様子を見ながら、人参をぶら下げるべきか、どちらのご褒美形式を採用すべきかは考えていったほうがよいのかな?と思っています。

まあ、次女はしばらくインプットご褒美形式かな。

この記事を書いた人

吉藤隆史
吉藤隆史

公立育ち理系院卒。某IT企業に就職。また、就職と同時に結婚。6年ほどがむしゃらに働くが、家庭と仕事のバランスに疑問を持ち、2年ほど会社に内緒で副業し退職。現在は、夫婦でネットショップを営む自営業者。子どもは4人。上2人は中学受験終了。子どもたちの受験、教育、家族のイベント、仕事のことなどを気の向くままに記事にします。

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