自由気ままに人生を形作っていくために

深海魚の長女が地上に戻る宣言

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最後は本人が決めること。
本人が納得できる結果なら親がとやかく言う問題ではない。

・・・ということはわかっていても。子どものテストの結果をみると、いろいろと思うことってありますよね。

はい。。。

長女の成績については、以前少し書きましたが、今回の長女の学年末テストの試験。今まで見せてもらったテストの中で過去最低の結果でした。(あくまで見せてもらったテストの中で。。)

いつもより勉強していた数学が平均点くらい。理科の1つの科目はいつもよりよかった。

この2つのテスト以外・・・・10点台〜30点台のオンパレード。。。

確かに私は言いました。

「今回の試験は数学以外は捨ててもいい。」と。

ですから、怒りはしません。

結果はともかく、実際、数学はいつもより(あくまでいつもより)演習問題をこなしていましたから。

ですが・・・。

いくら勉強せずに受けたテストと言っても、そのレベルがひどすぎる。

これは普通に勉強をしていても取り返しがつかないレベルです。

医学部以前に国公立・・・いや、高校をちゃんと卒業できるのか??中学を卒業したといえるレベルなのか??疑問が湧くレベルです。

何度も聞きました。

感情に任せて怒りはしませんでしたが、一昨日、長女と近い将来、つまり、大学受験について話をしました。

「本当に大学に行きたいのか?」

少子化で国公立大学ですら入り放題の今、大学に行く価値は今まで以上になくなっています。

ですから、長女が大学には行かないというのであれば、その決断を尊重する覚悟は妻も(多分)私もできています。

だからこそ、5回か、10回か、忘れましたが、何度となく確認しました。

「本当に大学に行きたいのか?」

その度に、長女はいいます。

「うん。行きたい。」と。

なおかつ。

今の成績はともかく、やはり医学部を目指したいと。

なので、さらに聞きました。

「じゃあ、その目標に対して、どれくらいその覚悟があるのか?」と。

国公立の医学部に入るためには、最低限、長女の通う学校でトップクラスの成績をとっておく必要があります。

その上で、学校での勉強が物足りないと思えるくらいのレベルで、自ら勉強しないと自信を持って受験することなんてできません。

中学受験のときは、友達と遊ぶことを辞め、家族で出かけることも最低限にして、長女なりに犠牲を払って中学受験に立ち向かいました。長女の学校のレベルから言うと、医学部を目指すのは、中学受験以上に厳しい戦いになって当然です。

だからこそ、長女の「覚悟」を聞きましたが、

・・・長女の答えはありません。

「ちょっと考えてみて。」

一昨日はここで話を終えました。

目標を宣言してもらいました。

昨日、再度、話をしました。

一昨日同様、まず、長女の意思、目標を再確認しました。

多少、省略していますが、ざっくり以下のような会話。

「将来はどう考えているのか?

「・・うーん、それは、わからない。」

「じゃ、もっと近い将来で、今の成績をどうしたいと思っているのか?それなりの覚悟で勉強して成績を上げ、大学に行くのも選択肢の一つ。成績はそのままでそれでも可能な道を探すのも一つ。上げたいのか?そのまま維持するつもりなのか?<<長女>>は、どうしたいのか?」

「成績は上げたい。」

「じゃ、いつまでにどのくらいの成績をとるつもりなのか?」

「まず、1学期中間テストではどのくらいを目指すのか?」

「1学期期末テストではどのくらいを目指すのか?」

「その目標のために1日どれだけ時間を費やすつもりなのか?」

「春休みはどう過ごすつもりなのか?」

・・・・という感じで、長女の意思を確認しながら、本人に話をしてもらいました。

長女の宣言まとめ

ということで、過去の実績から書くだけ無駄になるかもしれませんが・・・

長女が昨日宣言した内容をまとめておきます。

<春休みにやること>

・学校からの宿題(英語、数学)
・青チャート 例題80題
・青チャート 例題70題復習(課題テストに向けて)
・化学のセミナー 3学期分 30題復習
・古文の助動詞の表を覚える。
・速読英会話(入門編) 1日1単元
・高校入試用 国語読解 1日1題

 ↓↓↓↓↓↓

1日あたりに換算すると・・・

・チャート式 1日5題 1時間〜1時間半
・速読英会話 1日1題 15分
・国語 1日1題 30分 + 助動詞
・英語1時間
・化学1日6題

<1学期の目標>
中間テスト  XX位以内(半分以内) 数学、英語、理科
       ・・・国語、社会、保健、家庭科 は放置。

期末テスト  XX位以内(上位3分の1以内) 数学、英語、理科
      XXX位以内(上位3分の 2以内) 国語、社会、保健、家庭科 

決して量が多いわけでもなく、高いレベルの内容でもないですが、「真面目に」やれば大学受験にはしっかりつながる内容。

どこまでこなすことができるのか疑問ですが、自分との約束くらい守ってほしい。

6年生のとき、中学受験に対して目の色が変わったあの「長女」の再来を待ち望んでいます(苦笑)。

この記事を書いた人

吉藤隆史
吉藤隆史

公立育ち理系院卒。某IT企業に就職。また、就職と同時に結婚。6年ほどがむしゃらに働くが、家庭と仕事のバランスに疑問を持ち、2年ほど会社に内緒で副業し退職。現在は、夫婦でネットショップを営む自営業者。子どもは4人。上2人は中学受験終了。子どもたちの受験、教育、家族のイベント、仕事のことなどを気の向くままに記事にします。

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