こんにちは、吉藤(@kitto_takashi)です。
Twitterで「酷語!!!!」と叫んでいる方をちらほらお見かけするので、今日は、国語、特に、読解について吉藤家はどうやって対応してきたかを書いてみたいと思います。
想定読者(笑)
念の為、想定読者を書かせていただきますが(笑)、塾の公開テスト等で安定的に平均点が取れないお子様を持つ親御さんです。
常に平均点超えされているお子様の親御さんには釈迦に説法となる可能性が高いので、ご退出をお願い致します(笑)。
結論はシンプル
結論はシンプル、そして、やるべきこともすごくシンプルです。
長男は国語(特に読解)がかなり苦手でしたが、5年夏からとにかく毎日1題、本番受験日前日まで欠かさず読解に取り組んだ結果、6年夏くらいには模試で大きな穴になることはなくなりました。後回しにせず、やるしかない、っていう話ですが、1日20〜30分でも積み重ねはやっぱり大きいと感じました。
— 吉藤隆史@2025中学受験あと1回(3回終了) (@kitto_takashi) February 14, 2022
このツイートがすべてです。
毎日1題、読解問題をやりましょうという話です。
効果は本当にあるの?
多分、ありますね。でも、多分、半年はかかります。
長女は読解どころかすべての教科が間に合っていなくて、読解に回せる時間はそこまでありませんでしたが、塾の宿題で出される読解の宿題を真面目にやるようになって半年くらいから成績が伸び始めました。
長男は上のツイートにもあるように、5年の夏から受験までの1年半、毎日読解をやり続けた結果、模試等の点数も安定して平均以上取れるようになりましたし、おそらく本番でも大きな穴になるような点数は取らなかったと思っています。
次女の場合は、読書好きで読解力が最初からかなり高かったので、吉藤家の中では少々例外扱いですが、毎日、淡々とやっているおかげで、ホームランを打つことはあっても、大ゴケすることはほぼなかったですね。
そして、漫画以外の読書を一切しない次男ですが、1年生からほぼ毎日読解問題を1題以上取り組んできているので、読書をしない割に思ったよりできてるなと思う日が増えました。漫画オンリー少年が、毎日、読解に取り組んでいなかったら、おそらくこうはなっていなかっただろうと思います。
半年後を信じてやるしかないです!
なぜ成績があがるの?
めちゃくちゃ重要なこと言いますね(笑)
国語が苦手なお子さん、文章をちゃんと読まずに解答してます。
点数、取れるわけがないやろーー!!ですね。
毎日一題、読解問題に取り組むことで、文章を読んで答えるという当たり前の解き方が当たり前にできるようになるからです。
塾行って勉強してるのに、そんなレベル低いわけないやん・・・と思いたくなりますが、これはまず間違いのない事実。
文章をちゃんと読む。解答を探す。根拠を探す。
このごく当たり前のことができるようになるだけで、一般模試であれば平均点くらいは取れるようになるはずです。
丸付けはどうするの?
毎日やるとなると、丸付けは必然的に私達、親の役目。
でも、国語って丸付け難しいですよね。
特に記述問題はマルにしていいのか、バツにすべきなのか判断がつけづらい。だから、どうするのか気になるところだと思います。
結論から言うと、丸付けは適当でいいと私は思います。
毎日一題の読解をやる目的を、
「読んで答える。解答を探す。という当たり前のことを当たり前にできるようにすること。」
と設定すれば、重要なのは毎日文章をちゃんと読むことであり、正解を導き出すことは最初の段階では重要ではないからです。
間違っていたとしても、一緒に答えを見て、「へ〜、こうなんだって〜」と一緒に理由を考えるくらいのスタンスでいいんじゃないかと思います。
続けるのが大変じゃないの?
はい、大変です。これは否定しません。続けるのが大変です。
適当でいいと言っても、記述の丸付けはやっぱり難しいと思いますし、何より他の宿題の手前、一番後回しにしがち。
でも、怖いこと言いますが、読解は後回しにすれば、多分、受験本番までそのまま行きますね。
最後まで酷語でいいんですか?(・・・と塾の営業のように煽ってみる苦笑)
目に見える結果が出るまで半年ほどかかりますし、一番重要な算数に時間を取りたい気持ちもわかりますし、即効性の高い、理科や社会に時間を割きたい気持ちもわかります。
でも、個人的には算数の次くらいの優先度で対策すべきだと思っています。短時間でもいいので、早めにスタートしましょう。時間はせいぜい20分くらいですから。
宿題やテスト対策で、日々忙しいと思いますが、なんとかねじ込める時間ではないでしょうか?
おすすめ教材
おすすめ教材と小見出しを付けてみましたが、正直、何でもいいと思います。
あえて言うなら、最初は学年が1学年か2学年下の簡単なものから。記述が少なめの問題集でいいと思います。
初期段階で取り組みやすい教材はこちら。全部ではないですが、長男、次女、次男で使ってきたものばかりです。
ハイレベ100読解力・・・文章は短めで、抜き出し問題も多く、取り組みやすい問題集です。1〜3年までしかないのが残念
小学基本トレーニング読解力・・・問題集が薄いのがいい(笑)そして、1年〜6年・中学受験まで級で目安がわかる進級式。ときどき、ちょっと難しいなという文章もありますが、取り組みやすい問題が多いと思います。
小学標準問題集読解力・・・問題集が少々分厚いので、ちょっとした威圧感はあります。120ページ、60題ほどありますので、毎日やれば2ヶ月くらいで終わりますね。問題集のレベルは初期段階にピッタリ。学年ごとにあるので1〜2年下げてスタートしても良いと思います。
ハイクラステスト読解力・・・標準問題集読解力が終われば、同じ学年のハイクラステストに取り組んでもいいと思います。標準よりは記述が多く難しい問題も含まれていますが、やれないことはない、読めないことはない、と思います。
やるしかない!
最初の結論でも書きましたが、結局、成績を上げるためには、やるしかないです。避けられないですね。特に、読書が苦手な子は、多分これしか方法はないです。
成績以外にも効果はあって、毎日、毎日、読解に取り組めば、文章なれしてくるんでしょうね。
成績も少しずつ安定してくるようになりますし、何より長男は中学入ってからの読書習慣につながっていきました。
親も子も大変ですが、得られるものがかなり大きいです。
読解一日一題、ぜひ、おすすめしたい勉強法です。
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