自由気ままに人生を形作っていくために

長女にはこういう勉強法は絶対にやっちゃだめ!といくつか言っていることがあるのですが、長女いわく、お友達が私の言っていた、まさに、「やっちゃダメな勉強法」をやっているらしい。

今日はその絶対やっちゃだめな3つの勉強法を書いてみたいと思います。

受験に失敗する典型的な勉強のやり方

「問題集ジプシー」勉強法

長女に絶対ダメ!と言っていることの1つが、「問題集ジプシー」勉強法。

塾の先生にお薦めされた!友達がやっていた!と言って、それぞれの問題集の完成度が低いままいろんな参考書、問題集を片っ端から取り組む勉強法のことを私が勝手に「問題集ジプシー」と命名しました(苦笑)

学校で青チャートはやったから、家ではこの問題集。
学校でシステム英単語をやったから、家ではこの問題集。

なんとなく、重要問題集を1回やってみたから、次はこの問題集。

問題集を1周全部やっているならまだましですが、最初の数章、数ページだけやった問題集を何冊も積み上げてしまっている人もいるかもしれません。

教科や内容にもよりますが、数学や理科や暗記物は、自分のレベルにあった問題集を何度も繰り返しやって完成度を高めるほうが、短期間に、圧倒的に成績が伸びます。間違いないです。

超背伸び勉強法

超背伸び勉強法とは、その名の通り、現在の自分のレベルに全くあっていない、志望校のレベルの問題ばかりをひたすら取り組む勉強法のこと。

基礎を積み重ねることなく、難問と言われる問題ばかりに取り組んでもほとんど理解ができないため、かなり効率が悪いです。

少し背伸びするくらい、具体的には、4割〜6割程度しか自力で解けないくらいの問題集に取り組むのが個人的には良いと思っています。そのくらいの問題集を、8割から10割、自力で解けるくらいまで繰り返し、次のレベルに進むのが理想じゃないでしょうか?

時間だけが長い聞くだけ勉強法

これは、塾・予備校の大部分を否定することになってしまうのですが・・・塾の授業、予備校の授業を聞いて勉強した気になる時間数だけ長くする勉強法のことを言っています。

授業を聞くだけの受け身の時間は、成績を一切伸ばしてくれません。

成績が悪いから塾に行くというのは、私個人としてはかなり本末転倒なことをやっているようにしか思えません。学校の授業で成績が伸びなかったのに、それをもう一度繰り返すの?と。

対面の授業で有効なのは、各単元の最初の導入部分と簡単な問題くらいで、それ以上のことは、まずは何かの問題集で演習するほうがよほど効果があると思います。

学校の中で最下位に近かった長女が、過去に何度か塾に行きたいと言ってきたことがありましたが、「成績が悪いのに塾には行かせない!行きたかったら、成績を上げてから!」と私はずっと反対し続けています。

意味不明・・・と思われるかもしれませんが、問題演習でアウトプットしないとそもそも成績は上がりませんし、塾の授業が前提としている学力がないと理解できず本当に意味がないからです。学力が足りない状態での受け身の授業は時間だけが無駄に過ぎ去っていくだけです。

最近は、長女も私の言っている意味を理解してくれるようになったので、塾に行きたいとは一切言わなくなりました。

近道はないが必ず伸びる

学校の勉強というのは近道はないと思っています。

ですが、一方で、『正しい勉強法』で一定時間取り組めば、ほぼ確実に結果がでるので、あとはやるか、やらないか、どこまで求めるか、どれだけ時間を費やすかだけ、とも思っています。

しかも最近は、結果を残した人が、本だけではなく、ブログやYouTubeに無料でその方法を惜しげもなく公開してくれています。その方法通りにやれば、成績は必ず上がるはずです。

先日も下記の記事でご紹介した本も、著者の実績は文句ありませんし、内容もかなり充実しているので個人的にはとてもおすすめの勉強法の本だと思います。

おすすめの勉強法の本

この記事を書いた人

吉藤隆史
吉藤隆史

公立育ち理系院卒。某IT企業に就職。また、就職と同時に結婚。6年ほどがむしゃらに働くが、家庭と仕事のバランスに疑問を持ち、2年ほど会社に内緒で副業し退職。現在は、夫婦でネットショップを営む自営業者。子どもは4人。上2人は中学受験終了。子どもたちの受験、教育、家族のイベント、仕事のことなどを気の向くままに記事にします。

コメントする

コメント

※メールアドレスは公開されません。

CAPTCHA


この記事へのコメントはありません。